和室よりも洋室が一般的になってきているなか、和室の襖をドアに変えたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、襖をドアに変えるメリットやリフォームの選択肢について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□襖をドアに変えるメリットとは
和室の襖をドアに変えると、以下のようなメリットがあります。1つ目のメリットは、「メンテナンスコストを削減できる」ことです。
襖紙や障子戸は紙であるために汚れや破損に対して弱く、定期的な張り替えが必要になります。
自分で張り替えができるとはいえ、頻度はそれなりに多く、どうしてもメンテナンスコストがかかってしまいます。
襖をドアに変えることで、張り替えの手間や必要なコストを削減できるでしょう。
2つ目のメリットは、「部屋の雰囲気を変えられる」ことです。
襖はデザインの主張が強いものが多く、和室に隣接した洋室の雰囲気とミスマッチしていることもあります。
開き戸や引き戸に替えることで洋室の雰囲気に合わせられ、統一感を演出できます。
□襖からドアにリフォームする方法
続いて、襖からドアにリフォームする方法をご紹介します。*開き戸へのリフォーム
開き戸とは、前後に扉を開閉するタイプのドアです。襖とは異なりレールが要らないため、掃除がしやすいといったメリットもあります。
ただ、襖から開き戸にリフォームする場合、戸を枠ごと交換しなければなりません。
そのため、手間や時間、コストが他のドアへのリフォームよりもかかってしまう傾向にある点に注意しましょう。
*引き戸へのリフォーム
和室の雰囲気を残しつつ、襖からドアに変えたいと考えている方であれば引き戸がおすすめです。また、引き戸は床にレールが敷かれており、左右にドアがスライドするためバリアフリーという観点から見ると優れています。
さらに、車椅子を使っている方や足腰が弱い高齢の方でも比較的通りやすく、レールがあるとはいえつまずいて転倒してしまう心配もありません。
そのほか、通気性を調整しやすい点もメリットとして考えられるでしょう。
□まとめ
今回は、襖をドアに変えるメリットやリフォームの選択肢について解説いたしました。ドアに変えるメリットを理解し、リフォームについて考え直す機会になれば幸いです。
当社ではドアノブの交換や引き戸への交換など、バリアフリーリフォームにも対応しております。
日常生活で感じたちょっとした不便でも、遠慮なくご相談ください。