高齢になった時のことを考え、設置を検討しておきたいのが家庭用エレベーターです。
ただ、設置費用やランニングコストなど、疑問点が多いのが現状でしょう。
そこで今回は、家庭用エレベーターの概要や補助金について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
□家庭用エレベーターの概要
まずは、家庭用エレベーターの概要についてご紹介します。家庭用エレベーターとは、その名の通り戸建てをはじめとした個人住宅用のエレベーターです。
家庭用エレベーターは、お年寄りの方や車椅子で移動される方が2階以上の階に行くことが多い場合に活躍します。
階段での転倒を防ぐ効果があり、敷地面積が狭い都心部の物件では検討される方が多いです。
設置のタイミングとしては、車椅子生活になってから後付けしたり老後のことを考えてあらかじめ設置しておいたりなど様々です。
家庭用エレベーターそのものに200万円から400万円程度かかりますが、物件の構造・階数に応じて変動します。
また、後付けの場合は既存構造の解体を行うため、見積もり金額が多くなると考えて差し支えないでしょう。
電気代は月に500円前後、その他の点検・バッテリー交換などの維持費用として年間5万円から10万円かかります。
□家庭用エレベーターに対する補助金
続いて、家庭用エレベーターに対する補助金を見ていきましょう。*長期優良住宅化リフォーム推進事業
こちらの補助金は、バリアフリーリフォームや老後に備えた改修工事など、対象となる工事に家庭用エレベーターの設置が含まれていることがあります。詳細については、国交省のホームページをぜひご覧ください。
*バリアフリー改修に関する特例措置
高齢の親族と同居している、ご自身が50歳以上であるといった要件を満たす方がバリアフリーリフォームを行った場合、改修後の所得税から一定額を控除できます。この特例措置にも、家庭用エレベーターの設置が対象として含まれる場合があります。
*各自治体による補助金
自治体でも、家庭用エレベーターの設置をする際の補助金や助成金が設けられているところがあります。条件・助成額は自治体によって異なるため、お住まいの地域の自治体に確認してみましょう。
□まとめ
今回は、家庭用エレベーターの概要や補助金について解説いたしました。大がかりなリフォームにはなりますが、補助金や助成金を使える場合がありますのでぜひチェックしてみてください。
当社ではバリアフリーリフォームを承っております。
手すりの取り付け1本から承っておりますので、バリアフリーリフォームをお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。