増改築をした際、もともとある部分と新しくできた部分のバランスがとれておらず、耐震性に問題が発生することがあります。
この記事では、増改築の際に気をつけるべきことを耐震基準の観点からご紹介します。
増改築でよくでてくる単語の意味についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
□増改築の際に気をつけるべきことを耐震基準の観点からご紹介します!
具体例としては、以下のようなものがあります。ぜひ参考にしてみてください。
建物の耐震バランスが統一されていないと倒壊してしまう可能性が高まってしまいます。
そのため、耐震性を統一することは非常に大切なことです。
増改築しようとしているところは、今から工事するものであるため、最新の耐震基準が採用されていて安心できます。
しかし、工事する前の箇所の耐震性が低いと、建物全体の耐震バランスが統一されず、建物全体の耐久性が下がってしまいます。
なお、建物が建ってから長期間経過している場合は、最新の耐震基準が適用されていない既存不適格建築物に該当する可能性があるので注意しましょう。
□増改築でよくでてくる単語の意味についてご紹介!
増改築をするにあたって、以下でご紹介している単語に遭遇することがよくあるので、ぜひ参考にしてみてください。1つ目は、道路斜線制限です。
建物の高さを道路の日照や採光、通風に支障をきたさないように、また周辺に圧迫感を与えないように制限することを意味します。
2つ目は、高さ制限です。
自治体ごとに定められている建築物の高さに関する制限のことを指します。
3つ目は、北側斜線制限です。
北側の土地が日陰によって悪影響を受けないようにするための建築物の高さや屋根の傾きに関する決まりのことです。
4つ目は、容積率です。
敷地面積に対して法的に建築可能な総床面積のことを意味しています。
5つ目は、建ぺい率です。
敷地面積に対して法的に建築可能な床面積の割合のことを指します。
6つ目は、改築です。
床面積を変えずに間取り変更などの工事を行うことを意味しています。
7つ目は、増築です。
床面積を増やし、建物を広くするようなリフォーム工事のことを言います。
□まとめ
以上、増改築の際に気をつけるべきことを耐震基準の観点から解説しました。必要な場合はもともとある部分の耐震補強をすることも検討してみてください。
当社では、リフォームのお手伝いをしておりますので、疑問点がありましたらぜひご連絡ください。
お客様だけのかけがえのない住まいのリフォームを提案してまいります。