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新築だけど増築したい!リスクと費用について解説

 

新築の家に住み始めたものの、何かしらの不満を感じている方もいらっしゃるでしょう。
新築を購入したあと、すぐに増築やリフォームを考える方も増えています。
この記事では、新築の家を増築する際の注意点、さらには費用について解説します。

 

□新築だけど増築したい!リスクとは?

結論としては、新築の家であっても増築リフォームをすることは可能です。
ただ、間取りを刷新する場合や家の構造自体を変える工事の場合には、契約不適合責任に関わる問題がネックになってきます。

契約不適合責任とは、売主が買主に対して物件の欠陥に対する責任を負うという制度です。
窓や壁、屋根などをリフォームして基本構造を変更してしまうと、この契約不適合責任の保証が受けられなくなってしまうことがあります。

保証内容はメーカーによっても変わるので、リフォーム前には必ず契約書を確認し、ハウスメーカーに相談することが重要です。

 

□増築の費用相場と種類別の特徴

子ども部屋、ワークスペースなど、「もう1部屋欲しい」という時、6畳はちょうど良い広さと言えます。
6畳分の増築にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。

1.1階に増築する場合

1階に増築する場合、費用はおおよそ220~320万円が相場です。
この費用には、既存部分の壁解体費用や、増築部分に隣接する部屋の床・壁の補修費用も含まれています。
特に、既存部分の壁の解体費用には約10万円、補修費用には5〜10万円が必要とされています。

2.2階に増築する場合

2階に増築する場合、費用は400~550万円が一般的です。
費用が高くなる主な理由は、大規模な工事が必要になることです。
平屋の屋根を取り壊したり、1階部分を2階を支えられるくらいの強度にするための補強工事が必要となります。

3.離れを増築する場合(木造在来工法)

離れを増築する場合、木造在来工法で建てると200~300万円が相場です。
この工法は、大工さんが現場で一から柱の骨組みを造っていくため、日数がかかります。
そのため、費用はプレハブ工法よりも高くなります。

4.離れを増築する場合(プレハブ工法)

プレハブ工法で離れを増築する場合、費用は150~200万円が一般的です。
この工法は、工場であらかじめ一定の規格でカットされた材料を現場で組み立てるため、工期が短く、費用も抑えられます。

 

□まとめ

新築の家でも増築やリフォームは十分に可能ですが、契約不適合責任や費用についてしっかりと理解する必要があります。
特に、1階部分を増築するか2階部分を増築するかで大きく費用が変わるため、予算とも相談しながらぜひご検討ください。

2023/11/07