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ヒートショックとは?お風呂で対策しておきたいポイントを解説!

お風呂は日々の疲れを癒す場所です。
しかし、知らず知らずのうちに、私たちの健康に大きなリスクをもたらしていることをご存知でしょうか。
特に冬場、お風呂でのヒートショックによる事故は高齢者に多く発生しています。
この記事では、ヒートショックの危険性とお風呂での対策方法を詳しくご紹介します。

□ヒートショックの危険性とは?お風呂でのリスク

1:ヒートショックの原因とメカニズム

ヒートショックは温度差によって血圧が急激に変動し、体に不調を引き起こす現象です。
特にお風呂場と他の部屋の温度差が大きい時、血管の急激な収縮や拡張が起こり、最悪の場合、意識障害に陥ることもあります。

2:高齢者に多い事故の実態

消費者庁のとある調査によると、年間約7,088人が入浴中の事故で亡くなっています。
その約半数が冬場に発生し、65歳以上の高齢者が多くを占めています。
そしてこの事故には、ヒートショックが深く関係しているのです。

 

□効果的なヒートショック対策

 

*温度差を減らす工夫

ヒートショックを防ぐためには、浴室と他の部屋の温度差をなるべく小さくすることがカギです。
例えば、浴室乾燥機を使って浴室や脱衣所を暖めることが効果的です。
入浴前に20分程度暖房機能を使えば浴室全体が温まり、温度差による血圧の変動を減らすことが可能です。

その他、お風呂に入る前にあらかじめシャワーでお湯を出して浴室を温めたり、浴槽のふたをせずにお湯をため、湯気で浴室を温めることも有効です。

 

*湯温の調整

お風呂の湯温も重要なポイントです。

寒い時期になるほど熱いお湯で暖まりたいと思うかもしれませんが、熱すぎるお湯は血圧の変動を招きやすく、ヒートショックのリスクを高めます。
理想的な湯温はぬるめの38℃前後。
血圧の急激な変動を避けるためにも、湯温の調整には注意を払いましょう。

以上のように、「浴室の温度は高めに、お湯の温度はぬるめに」を心がけることが大切です。

 

*半身浴がおすすめ

肩まで浸かる入浴は、心臓に負担がかかります。
心臓病を患っている方は高血圧の方は、半身浴にしてみましょう。

□まとめ

ヒートショックは、特に高齢者にとって深刻なリスクがある現象です。
しかし、お風呂の環境を見直すことで、そのリスクを大幅に減らすことが可能です。
浴室と他の部屋の温度差を小さく保ち、湯温を適切に保つことが、ヒートショックから身を守るための鍵となります。
家族の健康と安全を守るために、今一度、お風呂の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

2024/01/11