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壁紙やクロスが剥がれたら何をするべき?簡単な補修方法と請求について

マイホーム・賃貸にかかわらず、家での生活には、壁紙の剥がれや破れといった小さなトラブルがつきものです。
この時、多くの方が自分で補修を行う、もしくはリフォームを行うことを検討しますが、問題は誰に費用の負担が求められるのかの点です。

そこで、今回の記事では、壁紙の剥がれや破れが起きた時に、費用負担すべき人の特徴と、簡単にできる壁紙の補修方法をご紹介します。

 

□壁紙やクロスが剥がれた時は誰に請求がいく?

 

ここでは、壁紙が剥がれた時に、その補修費用が貸主の負担となるケースと入居者が負担すべきケースを区別し、それぞれの状況を明確にします。

1:貸主負担のケース

賃貸物件において、壁紙の剥がれや破れが自然現象や経年劣化によるものである場合、これは貸主の責任範囲内とされています。
民法では、貸主は賃貸物件を安全に使用できる状態に維持する義務があり、そのために必要な修繕や補修を行うことが求められるためです。

ここでいう自然現象とは、例えば、壁紙の接着剤が時間とともに劣化し、その粘着力を失うことを指します。
このような状況では、入居者が何もしていないにも関わらず壁紙が剥がれた場合、貸主に修繕を依頼できます。

2:入居者負担のケース

入居者の故意や過失により壁紙が剥がれた場合は、その補修費用は入居者が負担します。
家具の移動中の事故や、小さな子供によるいたずら、結露の放置などが原因で壁紙が剥がれた場合が、この例と考えるとわかりやすいかもしれません。

ただし、これらのケースでも、火災保険による補償が適用される場合があります。
特に、借家人賠償責任補償が付いている保険であれば、補修費用の一部または全額が保険から支払われる可能性があります。

□壁紙・クロスの簡単な補修方法

 

補修テープやのりを使用した壁紙の補修方法を紹介し、賃貸住宅でも実践できる簡単でおしゃれな補修アイディアを提供します。

1:補修テープをはがれた部分につける

簡単にできる補修方法として、補修テープを直接はがれた部分に貼る方法があります。
この方法は、手軽にかつ素早く壁紙を補修でき、見た目も自然に仕上がるため、応急処置としては最適です。

2:壁紙用のりではがれた部分をつける

壁紙が破れた場合や、はがれた部分を再び貼り付ける場合には、壁紙用のりが非常に役立ちます。
補修テープでの修繕と異なり、はがれた部分を自然に見せられます。

3:その他の隠し方

大きな破れや剥がれは、インテリアシールやウォールステッカーを使って隠すのも1つの方法です。
これらの方法は賃貸住宅でも使用でき、部屋の雰囲気を損なわずに補修できます。

 

□まとめ

 

日常生活での小さなトラブルである、壁紙の剥がれや破れは、適切な方法を知っていれば自分で簡単に修復できます。
補修の責任が貸主にあるのか、それとも入居者にあるのかを理解し、可能であれば、補修テープやのり・インテリアシールやウォールステッカーを使って補修してみましょう。
今回の記事で解説した内容が、お客様の暮らしの役に立てれば幸いです。

2024/04/20