MENU
お問い合わせ・資料請求

ブログ・お知らせ

カテゴリー
ブログ

インプラスのガラス選びで失敗しない方法・種類別の効果と選び方のコツ

寒さが厳しい冬、冷房の効きが悪い夏。窓からの冷暖房のロスは、毎月の光熱費に大きく響きますよね。
快適な住まいを保ちながら、光熱費を抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解消する有効な手段として注目されているのが、内窓「インプラス」です。
今回は、インプラスのガラスの種類を一つずつ解説し、それぞれの効果や選び方のコツを分かりやすくご紹介します。
さらに、補助金制度についても触れ、賢くリフォームを進めるための情報を提供します。

インプラスガラスの種類と特徴を徹底解説

単板ガラス・その特徴と選び方

単板ガラスは、最もシンプルなガラスの種類です。
一枚のガラスで構成されており、価格が安いことが大きなメリットです。
しかし、断熱性や防音性は低いため、冷暖房効率の向上や騒音対策を期待する方には不向きです。
主に、価格を抑えたい場合や、断熱性能をそこまで重視しない場合に選択されることが多いです。

複層ガラス・その種類と効果の違い

複層ガラスは、2枚のガラスの間に空気層またはアルゴンガスなどのガスを封入したガラスです。
空気層によって、単板ガラスに比べて断熱性と防音性が向上します。
アルゴンガスを封入することで、さらに断熱効果を高めることができます。
複層ガラスを選ぶ際は、空気層の厚さやガス種類、ガラスの種類(透明ガラス、型板ガラスなど)なども考慮する必要があります。

Low-E複層ガラス・遮熱と断熱効果の違い

Low-E複層ガラスは、複層ガラスに特殊な金属膜(Low-E膜)をコーティングしたガラスです。
この金属膜が、赤外線や紫外線を反射することで、夏は日射熱による室温上昇を抑え、冬は室内の熱を逃がさない効果を発揮します。
Low-E膜のコーティング位置(室内側か室外側)によって、遮熱効果と断熱効果のバランスが異なります。
室外側にコーティングされたものは遮熱効果が高く、室内側にコーティングされたものは断断熱効果が高いのが一般的です。

真空ガラス・最高レベルの断熱性能と特徴

真空ガラスは、2枚のガラスの間に真空層を設けたガラスです。
空気やガスを一切含まないため、熱伝導率が極めて低く、最高の断熱性能を誇ります。
結露の発生も抑える効果があり、特に寒冷地での利用に適しています。
ただし、価格が高いことがデメリットです。

防音合わせガラス・防音性能とその他の効果

防音合わせガラスは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだガラスで、優れた防音性能を持っています。
騒音の多い場所や、静かな環境を望む方に適しています。
中間膜は、ガラスの飛散防止にも役立ち、防犯効果も期待できます。

その他の特殊ガラス・デザイン性や機能性

インプラスには、上記以外にも様々な特殊ガラスがあります。
例えば、型板ガラスは、すりガラスのような模様が入っており、プライバシー保護に役立ちます。
また、デザイン性の高いガラスも用意されており、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
和紙調ガラスなど、和室にも合うデザインも選択肢としてあります。

インプラスのガラス選びで失敗しないためのポイント

予算と効果のバランスを考える

インプラスのガラスは、種類によって価格と性能が大きく異なります。
予算と、どの程度の断熱性・防音性・遮熱性などを求めるかを考慮し、最適なガラスを選びましょう。
予算が限られている場合は、まずは複層ガラスから検討してみるのも良いでしょう。

目的を明確にする・断熱・防音・防犯など

リフォームの目的を明確にすることが、最適なガラスを選ぶ上で非常に重要です。
断熱性を重視するならLow-E複層ガラスや真空ガラス、防音性を重視するなら防音合わせガラス、防犯性を重視するなら防犯合わせガラスなどを検討します。
複数の目的を達成したい場合は、それぞれの効果をバランスよく考慮する必要があります。

窓の向きと日当たりを考える

窓の向きと日当たりによって、最適なガラスの種類は異なります。
南向きの窓は日射量が多いため、遮熱効果の高いLow-E複層ガラス(室外側Low-E)がおすすめです。
一方、北向きの窓は日射量が少なく、断熱効果の高いLow-E複層ガラス(室内側Low-E)や真空ガラスが適しています。

専門家への相談・最適なガラス選びをサポート

インプラスのガラス選びに迷った場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者は、お客様のニーズや予算、建物の状況などを考慮し、最適なガラスの種類や施工方法を提案してくれます。
補助金制度の活用についてもアドバイスしてもらえるでしょう。

まとめ

今回は、インプラスのガラスの種類とその特徴、選び方のポイントについて解説しました。
インプラスのガラスは種類が豊富で、それぞれに異なる特性があります。
快適な住まいを実現するためには、ご自身のニーズや予算、窓の向きなどを考慮し、最適なガラスを選ぶことが大切です。
専門業者に相談することで、より効果的なリフォームを実現できるでしょう。
補助金制度を活用すれば、費用を抑えてリフォームを進めることも可能です。
まずは、ご自身の家の状況を把握し、何を求めるのかを明確にすることから始めてみましょう。

2025/01/20