今回は、住まいのトラブルの中でも特に厄介な「雨漏り」について、リフォームの視点から解説します。放置すると建物の劣化や健康被害にもつながる雨漏り。早めの対処が肝心です!
雨漏りは、屋根や外壁、窓まわりなどの防水機能が低下することで発生します。主な原因は以下の通りです
● 屋根材の劣化(瓦のズレ、スレートの割れなど)
● 外壁のひび割れやシーリングの劣化
● ベランダ・バルコニーの防水層の破損
● 雨樋の詰まりや破損
● 窓枠やサッシ周辺の防水不良
※築年数が10年以上経過している住宅では、特に注意が必要です。
1.【現地調査・原因特定】専門業者が雨漏り箇所を特定します。
2.【修繕プランの提案】原因に応じて、屋根の葺き替え、外壁塗装、防水工事などのプランが提示されます。
3.【工事の実施】工事期間は内容によって異なりますが、1日〜数週間程度が目安です。
※建物の構造や被害の程度によって異なります。
● 定期的な点検(年1回程度)
● 台風や大雨の後は早めにチェック
● DIYよりも専門業者への相談が安心
● 火災保険が適用されるケースもあるので確認を!
雨漏りは「見えないから後回し」にしがちですが、放置すると修繕費が膨らむだけでなく、家族の健康にも影響します。早期発見・早期対策が住まいの寿命を延ばす鍵です。

