親から実家を相続したものの、
「この家、このまま持っていて大丈夫?」
「売ったほうがいいのか、誰かに貸したほうがいいのか……」
「思い出があるので、できれば残したい」
相続した家について、このように悩む方は少なくありません。
特に、長野市や長野県内では、親が住んでいた実家を遠方に住む子どもが相続し、管理や今後の活用について悩むケースもあります。
相続した家は、必ずしも「売る」のが正解とは限りません。
大切なのは、家の状態や立地、維持にかかる費用などを確認したうえで、
「売る・貸す・残す」のどれが自分に合っているのかを考えることです。
今回は、相続した家の今後を考えるときに確認しておきたいポイントを整理します。
判断に迷ったら、まずこの3つをチェックすると方向性が見えやすくなります。
■ 固定資産税の負担
家を所有している限り、基本的に固定資産税などの負担が発生します。
「誰も住んでいないから、お金はかからない」
というわけではありません。
年間でどのくらいの税金がかかっているのかを、まず確認してみましょう。
さらに、空き家の場合は、
・庭の手入れ
・水道・電気などの維持
・火災保険
・修繕費
・定期的な見回り
など、税金以外にも維持費がかかることがあります。
■ 建物の老朽化具合
次に確認したいのが、家そのものの状態です。
例えば、
・屋根や外壁が傷んでいる
・雨漏りがある
・水回りが古くなっている
・給湯器などの設備が古い
・床や柱に傷みがある
・長期間、人が住んでいない
といった状態になっていないでしょうか。
特に空き家は、人が住んでいる家と比べて劣化に気付きにくくなります。
「少し古いだけ」と思っていても、実際には修繕が必要なケースもあります。
売るにしても貸すにしても、残すにしても、現在の家の状態を把握することが重要です。
■ 立地(周辺環境)
売却・賃貸の需要はエリアで大きく変わります。 長野市は「駅近」「人気住宅地」「郊外」で相場がまったく違います。この3つを整理すると、 「売ったほうが良さそう」「貸せるかもしれない」「維持は難しいかも」 といった方向性が自然と見えてきます。
「もう住む予定がない」
「遠方に住んでいて管理できない」
という場合、売却は有力な選択肢です。
ただし、相続した家を売るときには、いきなり不動産会社に相談するのではなく、まず家の状態を確認しておきましょう。
・相場より高すぎる査定は要注意
実際に売れる価格と乖離していることがあります。
・建物の状態は正直に伝える
雨漏り・設備故障などを隠すと、後のトラブルにつながります。
・解体して土地で売る選択肢もある
古い家の場合、建物付きより土地のほうが売れやすいケースも。
■ 査定額だけで判断しない
複数の査定を比較することも大切ですが、
「一番高い査定額を出した会社に決める」
という判断だけではなく、査定の根拠を確認しましょう。
・土地の価格だけなのか、建物も含めた価格なのか。
・リフォームや解体が必要なのか。
・実際に売れる可能性はどの程度なのか。
こうした点を確認することが大切です。
また、売却前にリフォームしたほうがよいのか、そのまま売ったほうがよいのかも、物件によって異なります。
貸す選択肢は「毎月の収入が入る」というメリットがありますが、 管理と修繕の負担が必ず発生します。
・入居者が退去した後の原状回復費用
・設備の故障(給湯器・水回りなど)への対応
・冬場の凍結・雪害リスク(長野市特有)
また、築年数が古い家は、 貸す前に最低限の修繕が必要になることが多いため、
「いくらで貸せそうか」だけではなく、「貸すためにいくら必要なのか」
まで考えて判断することが大切です。
「すぐには使わないけれど、家は残しておきたい」 という方も多いです。
その場合は、空き家のまま放置しないことが重要です。
次の3つだけは必ず押さえておきたいところです。
・年1〜2回の換気・通水
家の傷みを防ぐ基本の管理。
・草木の管理
放置すると近隣トラブルの原因に。
・冬場の凍結対策
長野市は凍結による水道管破裂が多く、修繕費が高額になることも。
空き家を放置すると傷みが早く進むため、 「最低限の管理をどうするか」を家族で話し合っておくと安心です。「いつか使うから」とそのままにするのではなく、将来使える状態を維持することが大切です。
売る・貸す・残す。この3つだけでなく、
「リフォームして自分や家族が使う」という選択肢もあります。
例えば、
・水回りを新しくする
・浴室やトイレをリフォームする
・キッチンを使いやすくする
・壁紙や床を張り替える
・外壁や屋根を修繕する
・断熱性能を高める
など、現在の生活に合わせて家を改修する方法です。
築年数が経っている家でも、必要な部分をリフォームすることで、住みやすくなる場合があります。
ただし、古い家は見た目だけでは判断できない部分もあります。
リフォームを検討する場合は、家全体の状態を確認してから、必要な工事の優先順位を決めることをおすすめします。
長野市周辺でも、
「親が住んでいた実家を相続したけれど、自分は別の場所に住んでいる」
「空き家になっている実家をどうすればいいかわからない」
「古くなった家を売るのか、リフォームするのか迷っている」
といったケースがあります。
こうした場合、最初から「売る」「貸す」と決める必要はありません。
まずは、
① お金はいくらかかっているのか
② 家はどのくらい傷んでいるのか
③ 土地・家の立地にはどんな特徴があるのか
を整理してみましょう。
そのうえで、
「売る」
「貸す」
「残す」
「リフォームして使う」
という選択肢を比較すると、自分に合った方向が見えやすくなります。
相続した家の判断は、 固定資産税・老朽化・立地 この3つを確認するだけで、方向性がぐっと見えやすくなります。
・売る場合 → 査定の比較と建物の状態確認
・貸す場合 → 管理・修繕の負担を把握
・残す場合 → 最低限の維持管理を計画する
相続は「誰に相談すればいいか分からない」という方がとても多いです。
当社では、売却・賃貸の相談だけでなく、 相続の整理段階から一緒に進めるサポートを行っています。
また、リフォームして活用することで選択肢が広がる場合もあります。
宮尾商会では、リフォームのご相談・お見積りを無料で承っています。
「相続した実家の水回りを直したい」
「古くなった家をリフォームして使いたい」
「どこから直せばいいかわからない」
など、お気軽にご相談ください。
相続した家について、まずは現状を知ることから始めてみませんか?

