フローリングのリフォームをお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、フローリングの種類とフローリングの張り替えをする際の注意点について解説します。
ぜひお役立てください。
□フローリングの種類とは
フローリングの種類には、大きく分けて無垢フローリングと複合フローリングの2種類があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
無垢フローリングでは、自然状態のままの木材である無垢材を使用しています。
自然の質感や肌触りが人気で、調湿効果や自然木の香りがあり、快適な室内環境を実現できます。
ただし、反りや収縮のリスクや、水や傷に弱い側面があるのでこまめなお手入れが重要です。
複合フローリングは、合板や集成材といった基材の表面に化粧材と言われる木や特殊シートを張り合わせたフローリングです。
反りや収縮のリスクが少なく、傷やへこみがつきにくい商品が多いことが利点です。
また、防音や耐衝撃性などの機能性に富んだ商品も多く存在しています。
ただし、調湿性がないことや踏み心地が固いことが気になる方もいらっしゃるでしょう。
□フローリングリフォームでの注意点について
フローリングの種類について確認できたところで、次はフローリングリフォームでの注意点について解説します。
リフォームで失敗しないためにも、以下の注意点を理解して気を付けておきましょう。
1点目は、メンテナンスのしやすさと傷の付きにくさを考えることです。
リフォームしてもすぐに傷ついてしまうとショックですよね。
長持ちさせるためにも、メンテナンスのしやすい種類を選ぶことをおすすめします。
2点目は、施工方法によるメリットとデメリットを理解しておくことです。
フローリングの施工方法には、重ね張りと張り替えの2つの工法があります。
重ね張りでは、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて張ります。
そのため、防音性や遮熱性が高まったり、処分費がかからず安価になったりするメリットのある一方で、床の高さの段差が生じて気になるデメリットもあります。
張り替えでは、既存のフローリングを剥がして新しいフローリングを張り替えます。
そのため、床の段差は生じませんが、既存のフローリングの撤去や工事に手間とコストがかかります。
このような工法の違いをよく理解しておくことが重要です。
□まとめ
この記事では、フローリングの種類とフローリングの張り替えをする際の注意点について解説しました。この記事が皆様の参考になれば幸いです。