一戸建てにお住いの場合、年数が経てば修繕しなければいけない箇所が出てくるでしょう。
そこで浮かんでくる案として「リフォーム」が挙げられると思います。
しかし劣化部分の修繕、間取りの変更などをするにあたって、「増改築」という方法もあります。
そこで今回は、増改築とリフォームの違いやポイントをご紹介します。
□増改築とリフォームの違いとは?
リフォームと増改築を同義的に捉えている方もいらっしゃると思いますが、厳密にいえばきちんとした違いがあります。その違いを知って、現在お住いの家にはどちらが適切かを決めると良いでしょう。
*リフォームの場合
リフォームの定義としては、「基礎部分を残しつつ該当箇所の修繕をする」という認識を持っておきましょう。内装だろうが外装だろうが、元々の部分を維持しつつ様々な修繕を加えていくのがリフォームということですね。
例えばキッチンのリフォームをする場合だと、わざわざ家全体を解体することは無いですよね。
リビングや他の部分は維持しつつ、キッチン部分のみを使いやすいようにリフォームするというのが一般的です。
加えて、ライフスタイルに応じて、必要な箇所だけをリフォームできるのがメリットです。
例えば、家族で介護が必要になった場合、階段や段差を無くしたり、トイレやお風呂を広くするなどのバリアフリー化も可能です。
*増改築の場合
主に改築の場合、「建物自体を解体して1から作り直す」という認識を持っておきましょう。一見手間がかかるだけで何もメリットが無いようにも見えますが、リフォームでは不可能な工事ができるので、内容によっては非常にメリットになります。
改築の対象としては、築30年以上経っている建物で、耐震性のアップのような基礎部分からの工事が必要なものです。
これらはリフォームだけでは不十分、もしくは工事が不可能な場合もあるので買いt区がおすすめです。
ちなみに増築は、「スペースや空間を追加する」というものです。
□増改築の際のポイントとは?
1. 法令や建築確認申請増改築の場合、建築基準法や他の条例の制限を受ける場合があるので、その確認をしておきましょう。
また、床面積が10平方メートル以上増える増改築の場合は、「建築確認申請書」が必要になります。
2. 増改築を行うタイミングや会社選び
これらを行ってもらう会社を選ぶのも、会社によって得意な分野や実績、料金も変わってくるので慎重に選びましょう。
基本的にネットやホームページで調べることをおすすめします。
また、タイミングによっては価格を抑えられる場合もあるので、きちんと会社の人と相談しつつ決めましょう。
□まとめ
増改築とリフォームの違い、増改築のポイントをご紹介しました。現在お住いの家の状況に応じて、リフォームと増改築を選び分けるのが重要です。