トイレのリフォームをご検討中の方に知っていただきたいのが、床の選び方です。
初めてリフォームをする方の中には、床の素材について考えたことが ない方も多いでしょう。
トイレの床にはいくつかの種類があります。
そこで今回は、床材の種類や選び方についてご説明します。
□トイレの床材には何がある?ご説明します!
まず、トイレの床材を3つご紹介します。
1つ目が、クッションフロアです。
耐久性が高く、手軽なことからよく利用されます。
ビニール素材のため、水拭きなどの簡単な手入れで清潔さを維持できます。
費用も他のものに比べて安く、工事も簡単なため、リフォームに最適と言えるでしょう。
クッションフロアには、遮音性に優れたものや、床面の傷を防ぐものなど、さまざまな機能を備えたものがあるため、ご希望に合わせて選びましょう。
2つ目が、フローリングです。
居室で最も人気のあるフローリングを、トイレの床にも使用できます。
しかし、木のフローリングはあまりトイレの床には向いていません。
木は水に弱く、トイレの床に使用すると腐食し、変色することがあるためです。
そのため、フローリングをご希望の場合は、トイレ用に作られたフローリングの中から選びましょう。
3つ目が、タイルです。
タイルは耐久性や耐水性に優れているため、公共施設で利用されることが多いです。
費用が高いため、家庭用に利用するケースは少ないものの、最近では雑菌を分解する機能を備えたセラミックタイルなどの高性能なものも出てきています。
費用に余裕がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
□トイレの床材を選ぶ際の注意点とは?
では、トイレの床材を選ぶ際はどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
ここでは注意点を5つご紹介します。
1つ目が、掃除のしやすさを考えることです。
トイレの床は、こまめに掃除をしていても気付かないうちに汚れていきます。
なるべくフラットな床材や汚れが付きにくい素材のものを選びましょう。
2つ目が、アンモニアや洗剤・水に強い素材を選ぶことです。
これらを吸収しやすい素材を床材に選ぶと、変色や腐食の恐れがあります。
変色や腐食を防ぐためには、耐水や耐アンモニアと書かれたものを選ぶのがおすすめです。
また、タイルやフローリングの場合は、接合部に水が入り込まないように工夫しましょう。
3つ目が、フローリングの性能に気を付けることです。
フローリングを床材として利用する場合は、アンモニアや水に強いものかどうか確認しておきましょう。
また、木目調にこだわりがある方には、フローリング風のデザインのクッションフロアもおすすめです。
4つ目が、工事しやすい素材を選ぶことです。
水回りの内装は、10年単位でリフォームや交換をするのが平均的です。
すぐに交換できるものにすれば、メンテナンスが容易になるためおすすめです。
5つ目が、来客が多い場合、品質に配慮することです。
来客が多いご家庭では、リビングや洗面所に加えて、トイレの床材にも配慮しましょう。
汚れが付きやすい素材を利用すると悪目立ちしてしまうため、注意が必要です。
□まとめ
今回は、トイレの床材の種類や選び方をご説明しました。
トイレの床は汚れやすいため、掃除がしやすい素材を選ぶのが大切です。
予算やデザインの希望と照らし合わせて検討しましょう。
ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。