バリアフリーを取り入れた住宅にしたいという方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、バリアフリーのリフォームについて解説します。
車椅子を使っている方と一緒に生活している方はぜひ参考にしてみてください。
□バリアフリーリフォームのポイントとは?
ここではバリアフリーリフォームのポイントについて3点解説します。1点目は、介護する方とされる方の両方にとって快適となるリフォームを目指すことです。
例えば、介護される方だけを重視すると、掃除のしにくい間取りになる可能性があります。
介護する方にとって掃除のしやすいことが、快適なリフォームの必要条件と言えるでしょう。
2点目は、ご家庭の状況に合ったリフォーム内容を考えられることです。
車椅子に乗っている方は、自走できる方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいますよね。
自走できる場合は、漕ぎ手を壁や手すりにぶつけないように廊下の幅を広めにとる配慮が必要です。
このように、ご家庭の状況に合ったリフォーム内容を考えることが重要です。
3点目は、将来を見据えたリフォーム内容にすることです。
今後のことも考えて、将来障害になりそうな箇所を見つけておくことも重要です。
そのため、早めにご検討すると良いですね。
□車椅子のバリアフリーリフォームはどこに注目する?
車椅子で生活する中で支障となるのが段差ですよね。
小さな段差は車椅子で乗り越えられますが、高齢者の方だと、筋力や体力が低下しているので段差を乗り越えるのが難しい可能性があります。
そのため、まずは段差の解消を中心としてリフォームを考えていくことをおすすめします。
また、玄関先に取り付けたスロープに手すりを設けることも効果的です。
登りでは手すりをつかんで引き上げると楽であり、安全に移動できるでしょう。
他にも、照明などのスイッチの位置を届く高さに設定することも重要です。
高さは健常者の腰の位置程度にすると良いでしょう。
最後に、扉を引き戸にすることをおすすめします。
開き戸では、開閉方向が自分の体に向かうので開けにくいですよね。
引き戸にするにしても、軽い力で開閉できるものや、自動でゆっくり閉まるものにすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、車椅子のバリアフリーリフォームについて解説しました。ご紹介したポイントを参考にして、ご家庭の状況に合ったリフォーム内容を考えてみましょう。
リフォームに関して何かご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。