2階建ての家が手狭になったなどの理由で、3階部分を増築したいと考えている方は多いでしょう。
3階部分を増築することにはメリットもありますが、注意点も忘れてはいけません。
そこで今回は、3階建てにリフォームする条件や、メリット、注意点をご紹介します。
ぜひお役立てください。
□2階建てから3階建てにリフォームするための条件とは
3階を増築するために必要な条件は3つあります。1つ目は、基礎や建物の強度です。
一般的な木造住宅に3階部分を増築することは、かなりの重量負荷が考えられます。
そのため、建物自体が3階分の重量に耐えられるかどうかを最初に確認する必要があります。
さらに、建物の基礎部分や地盤そのものの強度も必要です。
場合によっては3階部分の増築が難しいこともありますので、必ず事前に確認しましょう。
2つ目は、法律上で3階建ての住宅を建てられる地域であるかです。
お住まいの地域によっては、住宅の高さに制限があるかもしれません。
その場合、3階建てにリフォームすることは現実的に難しいでしょう。
また、日影規制にも注意しなければいけません。
近隣の建物の日照に影響を与える可能性がある場合、建物の高さが規制されていることがあります。
法律だけでなく、お住まいの地域が設けている規制についての確認も必要です。
3つ目は、ご近所との兼ね合いです。
法律上は3階部分の増築が可能であっても、ご近所の方からの理解を得られているかが問題になるケースもあります。
日当たりに関する問題は、ご近所トラブルの原因として珍しいものではないため、慎重に検討しましょう。
□3階建てにするメリットと注意点とは
3階建てに増築すると、以下のようなメリットがあります。・土地を有効活用できる
・採光がしやすくなる
・階ごとに様々な使い方ができるようになる
従って、土地の面積が狭くて思うように増築できない方や、階数で空間を明確に分けたい方には3階部分の増築がおすすめです。
一方で、3階部分を増築する際の注意点もあります。
先程ご説明したように、建物や地盤の強度や法規制上に問題がある場合は、3階部分の増築を諦めなければいけないかもしれません。
しかしそういった場合には、スキップフロアやロフトを作ることで、3階建てのような住宅を実現できます。
限られた土地での増築の場合は、ぜひご検討ください。
□まとめ
今回は、2階建てから3階建てにリフォームする際のメリットと注意点をご紹介しました。3階の増築を検討中の方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
また、当社はリフォームに携わっておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。